銀行員の年収は?
~地方銀行の就職活動~
銀行員って給料が良さそうなイメージ
世間では銀行員は高給取りというイメージが払拭されていないと思います。
もし、銀行員になったら、友人やお客さんから・・・
『銀行員って給料が高いし、会社も安定しているから良いよね』
と言われ続けるかもしれません。
でも、実際のところ・・・
かなり複雑な気持ちです。
確かに昔はイメージ通り、銀行員は高給取りかつ護送船団方式に護られていました。
地方銀行も、過去に遡ると年間賞与が10ヶ月近く支払われていた時代があった様です。
しかし、時代は変わりました。
世間の方々が思うほど
銀行員=高給取り
の時代では無いと感じています。
銀行員として働くと、様々なお客さんの源泉徴収票や確定申告書を見ます。
実際、銀行員より稼いでいる職業の方は実に多いです。
従って、個人的な地方銀行員の位置付けは・・・
そこそこ高給取りの職業
だと考えています。
地方銀行によって差はありますが、参考程度に私の事例を紹介します。
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私の履歴書
私の場合、総合職として定期昇給が約束されている地方銀行に入行しました。
初任給は確か200千円程でした。
社会人1年目に驚いたのが初めてのボーナスです。
ワクワク・ドキドキな初ボーナスでしたが、支給額は数万程度・・・
当時はその低さに衝撃を受けた記憶があります。
まぁ、最初のボーナスが満額支給されないのは当たり前ですがね。
当時は何も知らなかったので、それはショッキングな給与明細でした。
そんなんで、銀行員1年目の年収は3,000千円程だった記憶があります。
私の場合、少し特殊だと思いますが、銀行員2年目に年収が一気に上昇、5,000千円近い年収をいただいていました。
年収を押し上げた要因は以下によると思います。
・結婚したことから手当が増加した
・子供が産まれたことから手当が増加した
・国家資格に合格して手当が増加した
特殊要因で、同期行員の中でも年収はトップクラスに・・・
年間1,000千円以上の手当を貰い、身分不相応な給料だったと思いますが、各種手当てが充実しているのは本当に助かりました。
しかし最近では、手当を廃止する企業が増えているようですね。
結婚を見据えている学生さんは各種手当等、福利厚生面のチェックをすると良いかもしれません。
また、営業係は当然営業成績が給料の査定に直結します。
私の場合、常に中堅上位の営業成績を保っていたので、営業成績による査定アップやダウンはほぼ未経験でしたが、地方銀行はメガバンクほど成果重視の給与体系では無いと思います。
次に、給料が一気にアップしたのが20代後半です。
このタイミングで初めて主任という肩書きが付きました。
確か、月々の給料は数万円アップして、合計6,500千円程の給料になった気がします。
銀行員は肩書きが付くと給料が徐々に上がります。
30代前半で係長に昇進した際の年収は7,000千円前後に、退職する30代後半でトータル8,000千円程の年収をいただいていました。
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