本部で働く銀行員の仕事 ① 審査部・営業部・経営企画部

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地方銀行と組織
~銀行員の仕事~

地方銀行の組織体系をイメージできるように、組織図をざっくりとご紹介しようと思います。

部署の名称や役割は銀行によって若干異なる他、同じ銀行内でも名称や役割が変更・統合・移管することがありますので注意して下さい。

本部と営業店

銀行組織を大きく分けると本部営業店の2つに分けることができます。

本部は営業店の仕事をサポートする仕事が中心で、お客さんに接する機会が限定されます。

一方、営業店は各支店のことを指します。

新卒で入行した若手行員の多くは先ず営業店に配属されると思います。

本部配属組は営業店で現場経験を積み重ねた上で配属されるエリート行員と・・・

事務ミスの常習犯や営業成績が常に悪い・・・

失礼かもしれませんが、支店ではとても役に立たない行員が配属されているイメージでした。

ここでは本部と営業店の仕事について数回に分けてご紹介しようと思います。

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本部の仕事

審査部

審査部とは、お客さんからの借入申込に対して、営業店独自では融資の可否決定ができない融資案件について審査を行い融資の可否を決める金融機関にとって重要な部署の1つです。

また、経済環境等の変化に合わせて、各融資の審査基準を改訂する仕事や不良債権の管理を行うのも審査部の仕事です。

どこの銀行でも支店長に一定の融資可否決定権(決裁権限)を与えています。

従って、審査部が可否決定する融資案件は、金額・担保・期間・資金使途などの条件面で支店長の決裁権限を超えている融資案件になります。

難しい融資案件になると、審査部VS営業店のような展開になり、時に否決決裁になることもあります。

営業店としては、スムーズに融資案件を通したいので審査部が何を求めるか予測しながら、融資案件を組み立てています。

個人・法人営業部

営業部とは、銀行全体の収益拡大やお客様に対するサービス向上を目標に、各支店の営業活動の推進を担う部署です。

具体的には、事業計画の立案・各営業店の目標設定・キャンペーンや各種金融商品の企画・開発・提供などを担当しています。

また、専門知識が求められるコンサルティング業務の営業店サポートなども行います。

具体的な例としては、各種補助金申請の事業計画書作成、M&Aの活用、ビジネスマッチングによる販路拡大などの支援業務がトレンドと言えるでしょうか。

この部署は営業店で優秀な成績を残した行員や、中小企業診断士などの専門資格を有している行員が多く所属しています。

企画部

企画部とは、銀行全体の経営方針を決定する部署です。

中期経営計画やビジョンの策定、設定、管理、単年度予算の編成や管理と特別な企画の推進を担当するいわば銀行の舵取りを担う部署なので経営陣との接触が多い部署です。

また、各部署の部長や各営業店の支店長等と意見交換し事業計画を策定するので、行内の偉い方々と顔を繋げることができる行内の人脈が広がるポジションです。

この部署に配属された行員は出世する可能性が高いと言われていました。
⇒【続】金融市場部・国際部・事務統括部

ブログを読んでいただきありがとうございました!

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