元銀行員ってどうなのよ?
目次
離職者が多い地方銀行
平成29年も気付けばお盆シーズン、あと半年で平成生まれも30代ですね。
時の流れをしみじみと感じるこの頃です。
さて、今年の4月、地方銀行には新たに約7,000名の行員が入行した様ですね。
本業収益の減少に将来を不安視される地方銀行ですが、就職人気が高いので良き人財が集まりそうですね。
そんな新米行員さん達も7月で見習期間が終了といったところでしょうか。
いよいよ、バンカーとしての道のりがスタートしますが・・・
もしかすると、既に離職した方がいるかもしれません。
銀行は就職者が多い反面、離職者も多い職業です。
たま~に入行後、数ヶ月で辞める方もいます。
また、私の様にある程度の経験を積んで転職する行員もそこそこいます。
実際、私の同期入行組は入行後10年間で約半数が離職しました。
従って・・・
『元銀行員』
の肩書きを持つ人間は世の中に溢れていると思います。
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元銀行員の経験値
ただし、『元銀行員』と言っても、勤続年数や配属先、与えられた役割で経験値はバラバラです。
では、私の様にある程度、業界に浸かってしまったらどうなの?
そもそも銀行業務で得られるスキルなど限られ、他業界で通用するスキルなど無いに等しいので結局、同業界や近しい業界に転職する行員が多いかと思います。
ちなみに、今でも交流がある転職組の仲間達は、ほとんど金融業界や関連が深い業界で働いています。
ざっくり、都市銀行、ネット銀行、信用金庫、証券会社、保険会社、コンサル会社、不動産会社といった具合です。
番外編で家業を継いだり、独立開業する行員もいますがね。
でっ、転職仲間と久々に会うと新たな職場の情報交換会になります。
元地方銀行員の行く末
他行に就職したケース
同じ土俵である他行に転職する場合、キャリア専門職として働くケースがボチボチ。
キャリア採用の良いところは役割を決められるのではなく、自分で選べる点にあると思います。
例えば、法人営業が得意であればホールセール部門、海外進出の支援が得意なら国際部門と言った具合にね。
銀行によって多少、文化の違いはあると思いますが、慣れた仕事なので新しい職場にも馴染みやすいとのこと。
ただし、プロパー行員より待遇が良かったりするのでそれなりに苦悩はある様です。
でも、そんな厳しい環境が自身を突き動かし、得意な分野で能力をフルに発揮できるなら・・・
転職も悪い選択肢では無いと思います。
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生命保険会社に転職したケース
生命保険会社に転職した場合、給与は地銀と比べ成果主義なんだとか。
よく言えば努力した分、自身に跳ね返る職業です。
この業界に転職する行員は営業力に自信ある方が目立つような気がします。
ちなみに、給与受取口座をわざわざ働いていた支店に指定、高額な給与を見せつける元同僚もいました。
でも、いざ保険屋になって契約が伸びず、○○銀行の看板を借りて成果をあげていたんだなぁ・・・
と転職を後悔する仲間もいました。
また、追い込まれた際、行員時代の得意先を勧誘してトラブルになったケースもあるんだとか。
リスク承知で勧誘しているのだと思いますが、元職場から訴えられる可能性もあるので要注意です。
総じて世渡り上手な方がこの業界で成功しているなと思います。
銀行員が転職するなら?
最後に、銀行員が転職するなら?
自ら進んで新たな道を選んだり、転職する理由が明確な行員ほど実のある末路が待っているのかと思います。
一度きりの人生、一行に骨を埋めなくても!
と思うこの頃でございます。
ブログを読んでいただきありがとうございました!
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